私たちが考える保育の在り方

保育の在り方が問われている近年、「今、こうしていること(生きていること)」「保育園に来てくれること」だけで、私は充分嬉しく思っています。まずは、子ども達が「保育園は安全で安心できるところ」と感じてもらえることが一番と考えており、その環境の中で様々な体験を通して成長していけるように願っています。
そのために私は保育士に、「子ども達は常に成長する」ものだから、保育士はゆとりを持ち、長い目でその子の成長を信じ、常にプラスの気持ちを持つことを伝えています。子ども達は一人ひとり日々成長していきます。日々新しい発見の連続です。子ども達が様々な保育士、職員と接し、より多くの人々に支えられ、愛され、認められて生活する中で、先の「安全で安心」を感じ、自然な自己表現を展開していくことを目標とし、日々業務にあたっています。
社会福祉法人わかば保育園 園長 荻田 雅子



保育理念
子ども一人一人が互いを認め合い、生き生きと育ち合うことを、第一とする。
スローガン
子どもファースト
保育方針
保育所保育指針に則り、子どもそれぞれの違いを受け止め、尊重し保育する。
- 子どもそれぞれの成長するスピードや、育つ環境、感じ方の違いを尊重し、受け止めること。
- 子ども達が、安心を感じ、そして心を安定させ、そして自然に自己表現楽しめること。
- 子どもが、周りの保育士から、自分を受け止め、認めてもらえていると感じられる環境を作り出すこと。
- 心の栄養は「周りの人からの愛情」、発達にとっての栄養は「心躍るような刺激」。
- 子どもは、五感を働かせながら、様々な人と関わり、良い刺激を受け、不思議だなと感じ周りのものに関心を持ち、「やってみたい」「もっと」の気持を育てる。
- 自分を活かし、人と協力することのできる人になれるようにと、保育する。
私たちが子どもに願うこと
・年齢に合わせ、自分で決めるという機会を通して、決める(選ぶ自由、比較して悩む)こと
・その結果を受け止め、また再チャレンジをしていくことで、将来、自分で決めることができる人となること
・心が動くような経験を通し(五感をフルに働かせ)、豊かな心を育んで欲しい
小さな子どもであっても…
・一人の人間として、一人格者として認める
・社会に貢献できる人へ成長するための基礎(=根)を育てる
・“人と同じことができる”ことではなく、“人と協力することができる”ように育てる
食育活動
食育活動は、ただクッキングを楽しむだけでなく、作り方を覚えるのが目的でもなく、食材に興味をもってもらい、「不思議ふしぎを大切に」との思いで行っています。
また、口にする大切な食材です。それらを丁寧に扱うために、指先を使いどうすればいいのかなと自分で考え、またお友だちのする姿をみて学び、やってみるということを繰り返す…。友だちと一緒にすることで、感じた言葉などで表現し合い、より自分の感じたことを、改めて自分のこころに落とし込んで、心豊かに育ってもらうことを願っています。

研修制度
Zoomでの研修で
高効率化を図ります♪
Zoomを活用し、職員皆が同じ研修を好きな時間帯(就労時間内でも、自宅でも)に視聴できるようにしています。
保育と研修を組み合わせて
実践で活かします♪
保育に研修を組み合わせる画期的な方法を取り入れています。職員自身が保育と研修を同時に体験することで、子どもの動きなど机上では気づくことができない新たな質問が出てきたり、その場で研修の講師に聞くこともできるなど、実践に活かしやすい環境を整えています。
対象年齢以外の先生も
同時に参加します♪
対象年齢の先生だけでなく、他学年の先生もその学年の園児さんと一緒に研修に立ち合い、知識や技術を身につけることができるようにしています。
今年度の主な研修内容
(2歳児の器楽遊び)
今年度は、体育あそびの補助の仕方や注意するところ、その動きがもたらす効果についてもレクチャーしてもらっています。(乳児、幼児の担任、補助も)

職員のメンタルケア
職員が生き生きと働けるような環境づくりを目指しています。
・定期的にkidslyの「保育者ケア」のアンケートを通して、現時点の自分のメンタル状態を数値で把握することができます。
・年2~3回の園長との面談で、困っていること、今後やってみたいこと等思ったことを話す機会を設けています。
・無料で電話や面談によるカウンセリング窓口あり(メットライフ生命加入)
求職者の皆様へ
職員みんな分からないことは聞き合ったり、相談したり、協力し合って保育しています。
職員みんな、保育に熱心で、子ども達に真面目に丁寧に取り組んでくれています。
素敵な先生がいっぱいです。(外部の講師の方もそうおっしゃいます)
また、訪園者の方からも、
「子ども達が本当に楽しそうに、生き生きと遊んでいますね、すごく印象的です」
「先生方、皆さん、挨拶されるのがすごい」と言われます。
そのほかにも大阪市役所職員の方や区の子育て支援室職員の方が来られて、
「子ども達が落ち着いて生活していますね、整理整頓がきちんとされているからなんでしょうね」
ともお褒めの言葉をいただきます。